虹色NOTEBOOK

日々の出来事 想いのままに……

バレエはウルサイでしょ!?

(移設復刻 改訂記事)

 

タイトルから何を連想されるでしょうか?

 

‘うるさい’ にも色々ありますよね。

 

うるさい①

教室を開設した当初、

「こんなに細かく教えて頂いてー!」

「知らなかった! 今までそんな事教えてもらわなかった。有り難い」

等々……喜ばれました。

本当に色んな事、事細かに教えました。

 

しかし、1年、2年と経てば「逐一うるさい。細かい」と言われるようになりました……

 

うるさい②

バレエの先生って ‘うるさい’人 多いですよ。

まず、レッスンでは叫んでいます。音楽鳴っているし、踊っている最中は聞こえ難いから。

動いてるんですからその瞬間の事、早く伝えなくてはいけないですから、焦っています。

ズケズケポンポンガミガミポンッ!

 

舞台稽古では、マイクで叫んでいる! 

レッスン時と同じく。しかし本番間近に迫って焦っている。少しでも良くしたいものね! 

 

舞台とは、通常通りには踊れない。とても踊り難いもの。

方向がわからなくなったり、踊りがグチャグチャになる。そんな舞台を前にピンチ感が増幅している。

本番を控え、最後のあがきなのです!

 

私も子供の頃、舞台稽古の日、ホールに入ったら、師匠ご夫妻が厳しい口調にコワイトーンで叫んでいたのでビックリ! ビビりました。師匠ご夫妻は、普段はとても穏やかなので余計に。主催の先生とは誰よりも超真剣です! 

若い先生たちも怒鳴れていました。

幼心に舞台とは、バレエとは、そういうものなのだ。と思いましたよ。

そして先生になっても注意される。まだ怒鳴られるような事があるのだ。果てしない世界なのだなと……

 

一昨年、出演させて頂いた秋の舞台の舞台稽古では、他団体さんのそんな様子にビックリされた生徒親子さんもあったことと思います。怖そうでしたね!

私なんて甘い。まだまだゆる~い。

 

怖そうでしたが、そうでもないですよ。イマドキの先生はあれでも控えめ。

 

3年ほど前、余所のお教室のレッスンを見学させて頂きました。怖かったですよ! でも普通です。

羨ましかったですねぇ。そんな おもっきり出来て。

ウチで、そんな風にやったら一瞬で誰もいなくなっちゃうわぁと思いました。

私はこれでも、砂糖漬けをはちみつに漬け込む気分でやっています。

  

うるさい③

ところでやっと今日のメインネタ! 

「バレエってうるさいでしょ」

今まで何度も言われてきました。

 

レッスン場所を求めて、関西一園! 探しまくってきました。

ローラー作戦。シラミつぶし。公共施設、賃貸物件。

そう言って断られました。

 

「音楽うるさいでしょ」

「足音うるさいでしょ」

「音楽かけないんならいいですよ」

「足音しないんならいいですよ」

 

いやぁ……バレエ、足音たてちゃいけないんですけどぉ……動けば振動は起こるし……やっぱ響くしぃ……

 

私がいた教室もよく苦情ありました。騒音の。窓開けてガンガンかけてたからなぁ……(師匠は超強気。「ウチは前からやってんねん! ここはこういう町や! わかっててやって来たんちゃうんか!?」)

関係ない人にとっては、うるさい。鬱陶しいことですよね。一日中音楽鳴ってますからね。

 

私は ‘バレエはうるさい’ と認識していますよ。遠慮しています。

  

しかし! その比ではないものが、あった!

 

バレエなんてカワイイものよ! 

(あー前置き長かった)

 

 市民会館には、沢山のお部屋があり、色んな教室が開講されています。音楽かける各種ダンスも多い。市民会館さんは、あまりうるさい事仰らないので、我々皆、助かっています。

お互い様で、お隣の音楽よく聞こえる事は普通。負けないように音量上げて、気楽に使わせて頂いています。

  

そこへ、新・鳴モノが参戦!!

 

今年に入って和太鼓が盛ん。太鼓サークル? 太鼓教室?

 

寄りによって同じ日時。何故かいつも! お隣だった。

 

昨年のリニューアルオープンから出来た音楽室1と2。太鼓さんは2の絨毯部屋で練習されていました。

並みの音楽よりは聞こえてくる。防音室なのに……

 

「流石 太鼓は凄いね!」と話していました。

 

真上に当たる事務所は、隣の私たちの部屋よりも段違いにモロ響きます。職員さんたちは、かなりストレスな様子。「イーって、なります……」と仰っていました。音はもちろんの事、机、事務機器もジリジリジリジリと振動していました。(こりゃ辛い)

 

ある日の太鼓さん。音楽室1(フローリングカーペット仕様)の方を使用されました。

私たちの部屋は、音楽室1、2両方共、隣接している。

 

ギョエーーーッ!!

 

音デカデカッ!!!!

 

壁、床、窓、コンセント、ドア……大震動ビリビリビリビリーーーーーーーーー

 

いったい!?何事かっ!?と仰天しました!

 

CDラジカセは音量最大でも聞こえ難い。全!周辺がビリビリーーーで、気が散る……

 

大人の生徒さん。とってもお優しくて穏やかーな方が「事務所の人に言った方がいいですよ。練習にならないって。こんなんならお金返してくださいって。生徒さんが怒ってましたって」

本当にとっても穏やかな方が、そのような風に仰り、

私はそれにもビックリしました!

 

でも私自身、コレは度を越えている! コレはナシだ。と直ぐに思いましたので、後で事務所に言いました。

なんと、事務所は、音楽室1だと場所がズレるからか、ほんの僅かしか聞こえて来ていない。アノ!振動も来ておらず。皆さん明るく、久々にのんびり穏やかムードだったのです。

こちらからの苦情に、事務所の平和は一変してしまいました。

その日は、試に1の部屋を使ってみた。のだそうです。

 

それにしても、防音強化として絨毯部屋があるのに、なんで異常大音量な太鼓をわざわざフローリング部屋でするかなあ!?

マシなわけないやろっ!

ねえ。

 

その後日からは、音楽室2を使用されるようになり、そして、こもったような音になりました。

バチを包んでいるのでしょうか? 

気の毒な気もしました。演奏のし甲斐がないだろうに……

 

太鼓教室は大繁盛で、昼夜も行われている! と思っていたら別の団体さんでした。

太鼓の搬出入も大変そうです。メンバーさんの出入りも激しく、和太鼓は流行っているようです。(うらやましいわっ)

 

うるさい④

市民会館は、土日はイベントが当然多い。

4階のお部屋でのレッスンだったある日、今風ダンスのフェスティバルが大ホールと小ホールで同時開催されていた。

 

外に響き渡る大音量!!!

ご近所から苦情が来ないのだろうか!? いつもの事なのかな? これしきを気にしていたら市民会館のご近所ではいられないのかな?

 

否、コレは苦情来るだろう……事務所では声も聞こえないだろう。

と思っていたら、意外にも会館内はそこまでではなく、職員さん方、気づいておられず。(館内のホール入口は二重扉。外は外壁一枚な上、小ホールは窓もあるから、バリ漏れ)

「外の方が物凄いですよ」と伝えておきました。(お節介オバサン発動)

 

レッスンをしていると、4階なのに、

足裏が痺れる!

振動!

建物古いとはいえコンクリート造りなのに?

ここまで響くとは……ビックリ!

 

まとめ

バレエなんて、‘うるさい’うちに入らないわ。

防音だけでなく、防震も大切ですね!

 

和太鼓

重低音音楽

振動……恐るべし!