虹色NOTEBOOK

日々の出来事 想いのままに……

嫌い嫌いも好きのうち①

(復刻改訂記事)

 

語源はこちら、だそうです……

「嫌よ嫌よも好きのうち」

 

「○○されたくなってきたね」

小学5年生の頃だったでしょうか……
亡き恩師と奥様の師匠に言われました。

びっくりしました。

「やる気が出てくると
注意されたくなるのよ」

先生は何でも全部注意してたんじゃなかったんだ!
と衝撃的でした。

子供心にわかっていました。

多くの人が注意されることを
嫌がることを。

そして、

注意されていても
ちっとも直さないことも。

 

母には小さい頃から
「子供らしくない」
「かわいくない」
と言われるほど、
クールに見ている子でした。

 

私は注意されるのが嫌という
認識はありませんでした。

愛想がいい子でもありませんでした。

 

私のマズイところ、良くないこと、
ヘンな動きを見過ごしていたんだ。
先生は。
わざと。

 

それを知らずにいた恥ずかしさと、

見限られていた…
というような悲しさがありました。

 

そして、
先生は私のやる気を待って、
見守っていてくれたんだ
と、思います。

そういう嬉しさもありました。

複雑~

 

はっきり言って、バレエ、
“母の好みでやらされている”
という認識でした。

好きでやっている。
と思ったことがなかった。

大嫌いじゃ大大大拒否したんでしょうけれどね……

子供心に、発表会に出る。
メイクをして衣裳を着て……

嬉しかったんでしょうね。いくらかは。
そんな意識ではありませんでしたが。
冷めた子だったので。


何より、母がチョーチョー
チョーー!!喜んでいました。
本当に。とても。

私は元々幼い頃からマニアックだったのでしょう。
舞台。踊る。発表会。煌びやかだから好きなのではない…。
本番以上に、舞台稽古や舞台袖、舞台裏。劇場が好きでした。出る側として。

これは自覚アリ。

母は、バレエに憧れていた素人一般人。
私は、これでも一応やっぱり、やる側の人間だったんでしょうね…今思うとね……

 
経験させられたバレエ。
何かを感じ、知った。

やめれなかった。
全く好きだなんて思ってなかったけれど。


最初のやる気まで5年かかりました。

それから数十年。
紆余曲折あって……も?!
まさか?!の、未だにバレエ…。

びっくりです。