虹色NOTEBOOK

日々の出来事 想いのままに……

頭がいい

(復刻改訂記事)

 

ある日、師匠が仰いました。

「バレエは、頭が良くないと
出来ないんだよ」

クラスメイトは

「じゃあ 晃ちゃんは
頭良いんだね」

師匠は「そうだよ」

 

私 はぁ!?

内心 全然そんな事ないわっ!

先生、何言ってんだかもうっ。
違うしっ。と思いました。

 

ただ……
振りは直ぐに覚えられたし
注意もよく覚えている方

新しい事を習っても
何がどうなっているかは
だいたい直ぐ分かった。

直ぐにだいたいは出来る。
そんなにヘンな格好にもならない
(バレエらしい形が
だいたい出来ている)

バレエって
どうしたらいいのかが
だいたいわかる。

勘が良い……方
だとは思っていました。

ブログにも何度となく
書いていますが

バレエには
集中力と頭の回転が必要。

幼少から地道に
続けているだけで
なかり開発されます。

机上のお勉強以上に
身体という大きなものを
細部までを
操らなくてはいけないので
脳の活動範囲は大きいです。

身体的にも
健康的に成長する事は
将来に大きく
影響があると思います。

 

自身でもって
バレエがあった人生と
無かった人生を
比べる事は出来ませんので

バレエを
やって来たからこその価値を
皆さん
実感は、されないようです。

 

やるも運命
やらぬも運命
なのでしょうが……

バレエを子供から
されていたかたには
いわゆる賢い学校へ
行っている人
医療系に進む人も
多いように思います。
(バレエのパターン展開は数学に似ているな…と思います)

学校の勉強は
サッパリ出来ない
という人もありますが
そういう人は
何らかの要素により
勉強に意欲を持てなかった
からでしょう。

そして
大人バレエにおいては
子供や若い頃から
やっていたかた や
中高年から始めるかたも
残念ながら
誰しも
年齢と共に
頭の回転
体力が
落ちていきます。

常に使っていないと
急降下していきます

しかし、やれば
それは それなりに
回復出来るものです。

衰えないよう
努力しましょう。

私自身が
切に感じています。

 

ところで、
前記に覚えがよかった。と書きましたが、
それ以前の2年生までは、全然覚えられない子でした。

その後、頑張って覚えようと努めて、覚えられるようになったのです。

わからないからと逃げていては、いつまでたっても覚えられないのだ。自分でやらなきゃ。と悟ってから。

 

加えて、
自分で「頭いい」って言われました。と書いてると、
自慢していると思う人があるかもしれませんね……
全然そんな事ありません。そんな気ありません。

だいたい、ホントに頭がいいっていうのは、こんなレベルの話ではない。
常人とは違う。別世界です。

親戚筋に東大の方がいますが、仰る事も感覚も、日頃の目に映りそれに対する疑問や理解に対するあり方も、全てが違います。

怖いというか、みじめで恥ずかしく感じますもの。雑魚。石っころ気分。

東大の人皆が皆ではないのでしょうが。

本当に頭がいいって、そのへんにいるレベルではない。
普通の人がいいって言ってる次元にいない。

 

ただ、私も教えていて、ちょくちょく思います。
生徒の中にも、理解が素早い子が何人かいます。