嫌い嫌いも好きのうち②
嫌い嫌いも好きのうち?
だったのだと、
自分の教室を始めて、わかりました。
以前も記事に書きましたが、
亡き恩師の言葉。
バレエが上達するには……
「お母さんが、
バレエを好きかどうか」
子にバレエをやって欲しいかどうか。
なんですよね。結局はそこから。
母親の願望……熱意。情熱。
気持ちの長さ。強さ。
そして、努力。
手のかけ具合なんです。
そう実感しています。
生徒が辞める理由と原因の9割が
お母さんの気持ちが無くなったからでした。
お母さんが、
子を誘導して辞める気にさせている。
圧力をかけている。
自覚ある方とない方がいらっしゃいますが。
子は、お母さんがイイ。と言うことをイイと思うもの。
お母さんが軽いと、子も軽い。
でもこれは認識の話。
お母さんが真面目でも、子は真面目にレッスンはしないのが普通。
お母さんの、大人の価値観、感覚、目線で見ない事、押し付けない事ですね。
幼児の目線、幼児のたった数年の人生経験からの価値観を受け入れてあげること。
趣味趣向も尊重してあげないとね。
子には子の人生がある。別人格であることも。
バレエ…嫌いじゃないけど、そんなに好きにもなれないって子も多いです。そんなものでしょう。そういうものです。
よく「バレエばっかり行くのイヤ」って言われます…。
バレエだけでなく、何でもそうでしょう。
好きな事。好きになれる事。一生懸命出来る事を見つけられるのが幸せ。
どの道でも上手い人、上層にいくのは難しい。なれなくたっていい。
楽しい時間、一生懸命になれた経験があるのが将来に繋がる。
一方……
ある程度、詰めてレッスン重ねなくっちゃ出来るようになれないバレエ。
つまりバレエの事なんて、わかれやしない。
やってなくて「好きになれない」
「ウチの子 出来てません」と言われてもな…。
でも、結局の結局は、
やる人は、やる。
出来るようになれる人は、なれる人。
運命に導かれるものだと思いますね……