虹色NOTEBOOK

日々の出来事 想いのままに……

親の教え

(復刻改訂記事)

 

何故?
人は、人と同じであろう
とするのか。

あ、親にそう教えられたんだ。

「人のマネしてたらあかん」
「二番煎じ」
「柳の下にドジョウは二匹おらん」


「人と一緒に遊んでたらあかん」
「人と一緒に寝てたらあかん」
「盆と正月ないと思え

「♪月月火水木金金♪
(昔、そういう歌があったそうですね)

父の言葉
そして、それは
そのまた父の教えでした。

私もそうだと思っています。
自然に実践しちゃっています。

教え以前に
遺伝的気質なのかも知れませんね。


私は、人のお話を聞くのが好きなんです。
色々知れる。勉強になりますから。
子供の頃、父は夕食時に熱弁を奮っていました。

うちの家業は、いわゆる工事屋さんでした。
だから特にそうですが、
相手先、お客さんの会社やお店が休みの時に仕事をします。
「盆と正月は、ないと思え!」と、
父はそのまた父によく言われたと、話していました。
「人と一緒に休んでたらあかん」
「人と一緒に遊んでたらあかん」と。

子供の頃に聞いた、言葉がインプットされているんですよ。
私もバレエに対してそうでしたね…

幼少時は訳わからず習わされ、
小学生時代も、ほとんど嫌々でした。
ダラダラ、テキトー、おサボり休みが常で……

が、自ら意欲的になったとき、
風邪や怪我で休むときは、
いてもたってもいられなかったです。
レッスンの日や時間が気になって気になって。

お盆や年末年始、
発表会後のお疲れ休みには、
たっぷりお休みがあり、
家で一人レッスンしていました。

自主トレメニューも決めて、毎日やっていました。

 

バレエは、舞台で人様に喜んで頂く芸を観てもらう事。おもてなし。

台に乗り、派手な衣装にメイク。ライトを浴びて……
華やかですが、人様に喜んで頂く芸をするのは大変な事。
日夜汗を流して訓練の日々。があってこそ。

じっと座って見るだけの人と、労する人。
似ていると思います。


子供の頃に聞いた、親の言葉。親の考え方。
“そうなんだ。”
と思うんですよね。
刷り込み。
“三つ子の魂百まで”

 

人は、親とは関係なく
その人自身がもっている性格、資質。
それと、
親からの遺伝。
親などが作る環境。
生活。思考が伝承されて出来上がる……

稀に、真逆になる場合もあるようですが。

 

親の教え、良し。と思って来たけれど、
それ以外にもある。と思うようにもなりました。

かえって良くなかったのかも……と思うこともあります……

そして、もう時代が違うのだな。とも……